いつもの場所のその先で

オタクだけど、毎日をすこやかに過ごしたいんです。

夢のつづきの、その先にまだ行けなくて

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ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories”、全国公開おめでとうございます〜〜〜〜〜!!!!!

せっかくなので初日舞台挨拶行ってきました。夜の部です。ファンクラブのほうでは落選したんだけれど、映画館のほうで席取れたんですよね。なんで落選したんだろう。でも自分で席選べたのでこれでよかったです。

公式で伝えられているとおり、夜の部は沖縄から翔さんと堤監督の舞台挨拶でした。嵐に珍しく定刻にスタートしなくてすごくそわそわしたけど、中継が始まったら映像に映る沖縄のみなさんの「え?これ写ってるのここじゃない?」のざわつきや沖縄と発表されたときの自分がいた劇場のどよめきが「あー、久しぶりに現場に来てる」感を味わえてとても楽しかったです。翔さんも堤監督も全身黒のお召し物でした。ふたりともスラッとしていてかっこよかったです。

本編は、というと。

堤監督が「これはドキュメンタリーだと言った人もいる」と言っていたように、ライブDVDとして販売されたものより何倍も嵐の人間性が現れていて、本当に目線やささいな仕草、メンバー同士のやりとりが映っていて映画にする意味ってこういうことだったのか! とすごく納得しながら見ていました。ほら、いつものライブDVDって(そりゃ販売してくれることはすごくすごくありがたいけれど)、「違うの、あそこのこういうやりとりがあったじゃん!もっとこういうところ見たかった!でもそれはわたしが見たわたしだけが楽しむものとして記憶の箱にそっとしまいます……」みたいなことあったりすると思うんだけれど、そういうのが本当に惜しみなく詰まっています。すごい。でもそれをするにはカメラが120台以上いるっていうことなんだよな……。本当にこんなプロジェクト立てて実行して届けてくれてありがとうすぎる。すごい、ちゃんと映画だった。

あと、堤監督って嵐5人のこと本当に好きでいてくれてるだろうなあ、っていうのをすごく感じました。というか、嵐が5人でいることを大切にしている気持ちをちゃんと理解してくれているというか。5人がね、ちゃんと等しく映っていることを大事にしている編集だった気がするんです。

そう考えると、あの若かりしころに嵐なんていう少年たちの映画を撮ってくれたことに感謝しても感謝しきれないし、本当に足を向けて寝られないよな。本当にありがとうございます。

でも、映画を見ながら、こんな5人が見れるのはもう過去のものしかないんだよなという寂しさにも襲われました。あんなに世界観に酔っているニノも、客席あおりまくる翔さんも、ギラギラな潤くんも、クールに決めるまさきくんも、歌も所作も美しいさとしくんも、これからしばらくは絶対に過去のものしか見れないんだよなと思うと寂しくて泣きたくなっちゃうよ。バラエティで場を回したりおちゃらけたりニコニコしていたり演技している姿は見れるかもしれないけれど、嵐でいる5人を見るには過去のもので補うしかないんだよなあ。

いやだよ、そんな懐古ばかりしたいわけじゃないのに。

ファンクラブ動画も見たけど、なんだよ、同窓会みたいな雰囲気出してんじゃないよ。本当にそれは嵐じゃなくて、嵐みたいななにかでしかないじゃんか。その通り過ぎるよ。

あ〜〜〜さみしいな〜〜〜〜〜〜〜〜〜

わたし、嵐がすっごく好きだな〜〜〜〜〜〜

 

 

人は、誰しも何かを卒業をしていくものだし、こういう寂しさも抱えて受け入れながら生きていくしかないんだよなあ、と改めて思う時間でもありました。これが人生ってやつなのか。

でも、こんなふうにちゃんと映像に残してもらえて、自分たちで幕を閉じられたことは幸せなことなんだよね。それはすごく思う。

とはいえ、さみしいねえ。何回も言うけど、さみしい。過去だけを見ていたいわけではないけれど、ちゃんと見つめないと前に進めない感じもするし、でも過去にずっといたいわけではなくて、アンビバレント

 

ということで!次はドルビーで見ることにします!映画にしてくれて、そして映画界のたくさんの方々、関わってくれたみなさまに感謝してもしきれないです。本当にありがとうございます!