いつもの場所のその先で

オタクだけど、毎日をすこやかに過ごしたいんです。

【すこやかにジャニオタ】ジャニオタであることに疲れたとき、わたしは

こんばんは、うえだです。

最近、ジャニオタ友達についての言及が多くなっているなあと感じています。わたしも周りの人にモヤモヤして、オタク辞めたりとかグループを嫌いになりかけたりしました。今ではその時期は抜けたのでだいぶ落ち着いてお気楽にジャニオタしています。ということで、どうやって抜けたのか今はどうしているのかなど書いてみます。

なお、ここで書きたいのはだれかを否定することではなく「こんなふうに考えたら楽しくジャニオタ続けられるんじゃないかなあ」ということです。現在進行形で悩んでいるだれかのちょっとしたヒントになればうれしいです。 

こんなことがありました

そりゃね、人生の半分ジャニオタしていたらそこそこ嫌なこともあるものです。中にはジャニオタ友達や周りのファンが原因で何度もファンを辞めようと思ったこともありました。

具体的にざざっと書いておくと、知識マウンティング(新規/古参問題)にあったり、そもそもの性格が合わなかったり、現場で自分が浮いていると感じてしまったり、そんな感じです。特定の人物が原因でジャニタレを応援する元気がなくなったことも、会場にいる人たちを見て「ファンやめようかな」と思ったこともあります。

もちろん、わたしが原因で誰かを不快な気持ちにしてしまったことも、たくさんあったはず。若さ故のところもあったと今なら思うし、悪いことしたなと反省することもたくさんです。ここで謝ります。ごめんなさい。

わたしの解決策:適度に距離を取る

楽しいからやっていたはずのオタク活動も「つらい」の割合が多くなってしまったのでは本末転倒。だからこそわたしが取った選択肢が「適度に距離を置くこと」です。距離を置く対象は2パターンありました。

パターン1:ジャニオタから距離を置く

一時期、人間関係を全体的に見直そうと思ったことがあります。これがちょうどオタク関係に疲れていたタイミングとも一緒でした。なので会っていたりSNSだったりで違和感を感じていたりした人とは結構ばっさり距離を置くことにしました。(会わないようにしたり、ツイッターをミュートしてみたり。)

人間関係の断捨離というと、とてもドライに聞こえてしまうかもしれませんが地元を出るときに同じようなこと一度やっているのであまり深く考えずにやってみました。するとあらびっくり、急に気持ちが楽になったのです。(ヘタな自己啓発みたいな表現でいやだな。。笑)お互いが心地よい距離を保ちながらコミュニケーションできるようになるので、むしろ逆に仲良くなれた人もいるくらい。

SNS自体の見る頻度も落としました。数年前の嵐ファンってちょっと異常で、ドーム前で複数人が礼拝していたり、新規と古参の争いがひどかったり、チケツイがえぐかったり、そういうの見たくなくてSNSでジャニーズについて見る回数を落としました。(そのころ仕事が楽しかったからジャニーズに時間が避けなかったからというのもある。)*1

友達と応援スタンスが合わないと感じていたり、チケット協力だけのつながりでもやもやしているなら、ひとり参戦を検討してみてもいいんじゃないかと個人的には思います。ひとり、楽です。コンサートの世界観に浸りきれます。あと、非ジャニオタだけどあと一押しでファンになりそうな友達と一緒に行くのも楽しいです(すこやかな布教活動とも言う)。感想はSNSとかで共有しあえばそこそこ満たされます。
(※これはわたしが普段からひとり行動派だから言えることなので、あくまで個人の意見として捉えてください。スタンス合わないひとはスルーでお願いします。)

パターン2:ジャニタレから距離を置く

他にもコンサートに足を運ぶ回数を減らしました。これは嵐のコンサートが本当に当たらなくて年に一度もコンサートに行けなくなったという結果論なのですが、これがよかったと思います。トラウマともなる2012年のアラフェス以来チケットが当たらなかったときに見た『LOVE』や『BLAST』や『Japonism』の素晴らしさったらなかった*2。「ああ、嵐ってすごいな、このコンサート見たかったな」と素直に思えたからです。ジャニーズって楽しいな、って。

エイトのファンも一時期辞めていました。このときは「辞める」としっかり決意して、グッズもDVDも全部売って*3、ファンクラブもやめてエイターって名乗るもの辞めました。エイターってなんやねん、って思ってたなあ。ひねくれてたなあ、わたし。辞めてたときは新曲も全然追っていなくて、飲食店の有線で「あれ?これってエイトの新曲かな?」と知るレベル。

でも好きなのは変わらないし、時折テレビで見れば応援するくらいだったので「お茶の間ファン」と自称していました。結果として友達がライブに連れてってくれたり、テレビで目にする機会が増えたりしていて、好きの気持ちが爆発したので改めてファンクラブに入り直しています。

今でも雑誌はほとんど見ないし、レギュラー番組も録画せず時間が合えば見る程度。わたしにはそのくらいがちょうどいいんだと思います。

***

こうやって距離を取ることで「やっぱり好き!」と思うこともあるし、「ここから先は踏み込まない」と一番いい距離感というか温度感がわかってきました。恋愛だと「距離を置こう」は「もう別れる」と似ていたりするけど、オタク活動は趣味と似ているのでたまに押し入れの奥から取り出して懐かしみながら愛でてもいい。久しぶりに見たジャニタレの成長を思い切り喜んでもいい。常識の範囲内なら、自由に楽しんでいい。

まとめ:自分が楽しめるような環境に、自分でする

結局、自分が楽しめるような環境は自分で作るしかないんです。毎日をちょっと楽しいものにするためのオタク活動なんだから。推しているタレントもグループも大事だけど、それを楽しむための自分のメンタル守る方が大事なんだなあ、って。

そりゃ外野は言うよ「お金積んでないならファンじゃない」とか「現場に足を運ばなくなった時点でファンじゃない」とかって。だからこそこういうときこそ言うんだよ、そういう人たちに「そこの飲み屋でism語ってな*4」とか「外野の言葉はシカトする*5」って。

究極自分に一番合った方法で応援して毎日がちょっとハッピーになればそれでいいんじゃないかな。わたしはそう思うのです。

最後に、わたしがジャニオタの友達関係で悩んだときに救われた言葉を記して、結びとさせていただきます。

自分が楽に生きられる場所を求めたからといって、後ろめたく思う必要はありませんよ。

サボテンは水の中に生える必要はないし、蓮の花は空中では咲かない。
シロクマがハワイより北極で生きる方を選んだからといって、だれがシロクマを責めますか。

西の魔女が死んだ より引用) 

西の魔女が死んだ (新潮文庫)

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 健やかな現実世界 with ジャニーズが送れますように……!

*1:愚痴アカウントがたくさんの今も、ちょっと考えるべきポイントはあると思うけど……。

*2:デジタリアンは会場で見れました。

*3:金欠だったことも理由です。金髪の大倉くんのうちわはとても高く売れました。取り戻したい。

*4:櫻井ソロ『Anti-Anti』より引用

*5:嵐『Attack it!』より引用