いつもの場所のその先で

オタクだけど、毎日をすこやかに過ごしたいんです。

伏線回収のような24時間テレビのジャニーズメドレーがとにかくしんどかった

いやもう、本当にしんどい。

2001年くらいから嵐のことは好きだし、何度もしんどい気持ちになってきたけど、これだけしんどい気持ちになったの本当に久しぶりだし、もはや初めて? くらいにめちゃくちゃしんどい。

なんだろう、嵐が爆発的に売れて嵐が「みんなのもの」になったことは十二分に感じているし、そっちの感覚のほうが普通になりつつあるんだけど、でも嵐って突然昔の話を普通にしてくるよね。と思ったのが昨日の目黒さんのときの話。嵐って「きっとこの10年で好きになった人やテレビで見るようになった人がメインだから知らないだろうけど」みたいな話を軽快に突然に入れ込んでくることあるよね。昨日も突然『Dの嵐!』の映像たくさん流れるから本当に日テレさまさまだな、なんて思ったし。目黒さんお久しぶりです。元気そうでよかったです。これからも嵐をよろしくお願いします。

それで今日のジャニーズメドレーですよ。

最初は『仮面舞踏会』で、まあそうですよね、そうですよねって見ていて、3人かあ少年隊だもんなー、翔さん今日はちゃんと最後みんなと同じ方向見てキマったね、なんて呑気に見ていたら! にのあいによる『青春アミーゴ』!

しんどい。にのあいが青春アミーゴ地元じゃ負け知らずとか、エモが爆発する。

何がエモいって、青春アミーゴって嵐が『Wish』を発売する2週間前に発売した曲なんですね。それが大ヒットで2週連続1位、嵐の新曲が発売される週にも1位を取る勢いだったわけです。そこで事務所が急遽Wishの発売に合わせて握手会を行い、Wishの販売枚数を上げようとした……という過去があるんです。(本当かどうかはさておき、当時の肌感覚としてわたしは割と真実味がある話だと思っている。)だから、あのころの因縁みたいなものをどこかに持ったまま、わたしは2019年にいたわけです。*1

それがですね、嵐のシンメ代表格のにのあいが歌い、「旅立つ日の〜」のところで5人でサムアップされたらさああああ、もう!!!どこかにしまったままにしていた昔の確執がふあああって昇華していく感じがしたんですよね……。

めっちゃよかった。にのあいの青春アミーゴ、めっちゃよかったから日テレ及び事務所は軽率に使わないように。

その後、HiHi Jetsさんが歌い、SixTONESさんの『シンデレラガール』もあって(これもそう来ますか感あった)。

そこから『A・RA・SHI』ね。バックだれもつけないんだー、なんて呑気に思っていたらですよ!!

田中弟とのラップ。

いやーーーー、まじか。まじか、そうですか。田中の弟とラップでコラボしちゃうんですか。そんな未来あるんですか、2019年、令和最初の夏の終わりに。

しんどい。これは本当に本当にしんどい。

『COOL & SOUL』の一節、

そう 俺らがあくまで タイトなパイオニア
ya so cute 二番煎じ

二番煎じというワードを向けた相手が聖くんだってことはあらゆるところで言われていて、本人が暗に言ったこともあるとどこかで読んだこともあった。2006年のあのころ、たしかにKAT-TUNは破竹の勢いで、ジャニーズらしからぬ不良をイメージさせる見た目、そしてラップパートを担うのは坊主頭の聖くん。そんな彼に向けた『二番煎じ』というワードは、きっと翔さんの若さゆえの鋭さとここまでやってきた努力への思いみたいなのが合わさってるものだなって今ならわかるんだけど。当時のもどかしさ、その中でも「ここだけは守りたい」みたいなものを表していたのが二番煎じというワードで、聞くたびに「わかる、わかるからそんな鋭い目で世界を見ないで」なんて当時のわたしは思っていました。

それがですよ。"因縁の"とでも言える田中の弟である樹くんと、あんなに楽しそうに『A・RA・SHI』のラップをともに歌うショウサクライが見れるだなんて。

2006年のだれが思っただろうか。そんな未来が来るなんて。

大人になったんだなあ、なんてそんなことを思ったんです。トップというものに近づけた自信みたいなものもあるのかもしれないけれど、大人になって角が取れていって、昔のモヤモヤを乗り越えて、そんな姿を今日、また見た気がしました。

 

予想にもしなかったすばらしいあの日の未来を見た後はしんどすぎて、あまり記憶がない……。もっとさとしくんとジェシーときょもさんのお歌も聞きたかったし、潤くんとほっくんのやりとりも見たかったし、相葉さんと高地くんの2ショットも見たかったよおおお。(この情報全部Twitterで見たやつ。記憶はない。)

撮ればよかった。これは歴史的ショータイムだったのだよ。

 

まるで伏線回収とでも言えるような時間でした。

これは何を応援していてもそうなんだろうけど、長い年月かけて何かのファンでいると昔のつらかった事象の答え合わせみたいな現実がひょいと起こるから、本当に不思議だなあって思います。

長く応援している方が偉いとかそういうことが言いたいわけではないんだけど、長く応援しているからこそ見られるあの日の未来みたいなものがあるんだなって、今日改めて思ったのです。

あー、いろんな思いが昇華していく。すごくしんどい。これが好転反応ってやつなんだろうな。

明日もあさっても、きっと休止期間に入ってもそれから先も、嵐が好きなんだろうなあ、わたし。

*1:青春アミーゴは大好きです。野ブタも受験生だったのに毎週見てたし。道枝×ラウール版も好き。