「ジャニオタのお前は、アニオタの俺をバカにできない立場だからな」
と友達に言われた過去があります。
あらかじめ断っておくと、わたしはアニメもちょこっとですが見るタイプの人間なのでバカにする気はありません。「実は最近アニオタになってきてて……」に続けて言われた一言です。
わたしにこう言った友達は、元々わたしの「ジャニーズが好き」という話を嫌な顔せずに聞いてくれました。だからこそ、その友達が「アニメが好き」と言ってきたときに純粋な気持ちでどんなアニメが好きなのかとか、いろいろ話を聞きたいと思ったんだと思います。実際に聞くとそれまで知らなかった世界観があって興味深かったです。
だから、わたしは人の趣味をハナから否定することはやめようと意識的に思うようになりました。わたしも「ジャニーズが好き」と言ったときに否定的な態度を取られたことはたくさんあって、それにいちいち傷ついていたこともあります。それって自分が思っている以上に自分じゃない人も同じなのかも。
何かひとつのことに熱中することは、きっとだれにでもあると思う。
自分が全然はまらなかったことが、だれかの支えになっていることも、きっとある。だから不用意に人の趣味をバカにするのはやめたほうがいいし、しないほうが無難だとわたしは思うのです。(倫理的な話はまた別軸なので、そこはそこで。)
あと別次元のオタクと話すことで、作品の楽しみ方とかいろいろ広がるからおもしろいこともあるとわたしは感じている。そう考えるとわたしの友人は基本的にオタクが多いな。アニメのほかにもサッカーとかハワイとか飛行機とか。
ちなみに。
たまに自分の趣味はよくて、人の趣味はきもいとか言う人もいるけど、その人の頭の中は自分の趣味でお花畑なんだろうなー、お熱なんだろうなー、と思って程よくスルーしとけばいいと思う。その人の人生だからな。変に気を使って巻き込まれるととんでもないことになるから、程よく距離をとった方がいいと思うんだ、わたし。
って今日仕事をしながら思ったよー。
(愚痴みたいになってしまった。)