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ARASHI BLAST in Miyagiのセトリがやさしい

現在進行形でARASHI BLAST in Miyagiを見ているので、また後で感想をまとめますが…セトリがとってもやさしい!!(宮城行ってないし、ネタバレもほとんど見ていなかったので初見に等しい。)

8年ぶりの宮城公演、BLASTというお祭りということで、セトリがとてもやさしいと感じました。
やさしいというのは「初めての人も久しぶりの人もずっと応援している人にもうれしい構成」という意味で言っています。

この宮城公演はどういう立ち位置で行う公演なのかと疑問だったんですよね。
なぜ宮城なのか?(そりゃ震災に紐づいてくるんだろうけど。)
アルバムを引っ提げていないから何をするのか?
結果はお祭りだったんだなということでしょうか。

セトリを見てみたときに思ったのは「シングル多いな」ということです。あと定番曲でまとめてきたな、と。
そのあとちょっと調べたところ、5年以上前の曲もたくさん使っているんですよね。
これはBLAST公演を大衆向けの公演と位置付けているためなんじゃないかと思いました。8年ぶりの宮城だし久しぶりの人も、きっと嵐のコンサート初めての人も多いだろうということが考慮されていると感じました。一方で、ずっと応援してきた人にもうれしいピカンチや言葉より大切なものを踊ったり(ハワイでもやったけど)、シャッフル挨拶あったりと何年もファンをしている人にもおもしろいコンテンツが入っていたんじゃないかと思います。

ところで、わたしが何より絶望したセトリが2012年のアラフェスです。
これは作る側もあまり操作できない選曲だったので何とも言えないのですが、本当に新規ファン向けのセトリだったんですね。10周年のころから爆発的に新しいファンが増えたり、その波でファンになった人もどんどん増えてたり、どうしてもTimeやその人たちが嵐を知ったきっかけである2010~2012年の曲が多くて。しかもシングル1位が2012年の曲でした。そんな曲、絶対ツアーでやるってわかっているのにどうして1位になったのかと、あのときは本当に絶望でした。今は落ち着いて話せますけど、当時は本当に荒れました。別にだれが悪いわけでもないのですが、このセトリは呪いたいレベルでトラウマです。あ、嵐は全員を楽しませる気がないんだな、と当時は本当に思いました。(そのあとのPopcorn公演で払拭されたのでご安心ください。)

話を戻して……宮城公演のセトリではそういう置いてけぼり感があまりなかったのではないかと思います。
久しぶりの人、ずっと応援している人、最近嵐を好きになった人、そして東北の人、みんなを楽しませようとしているんだろうなあ、という気持ちを感じました。公演のコンセプトや来場者を理解してコンサートを作っている感じにうれしくなりました。

わたしは現場に行っていないので、その空気感は直接感じていません。
しかし映像を見ていてそう思いました。そしてやさしい気持ちになれたので、ここに記載しておきます。